延禧洞の土地を巡り60億ウォンを請求
朝鮮王朝第26代王・高宗(1852-1919)の孫娘が、自ら原告として訴えた裁判で敗訴しました。
この孫娘は李海瑗(イ・ヘウォン 98)氏。高宗の五男で独立運動家・義親王(1877-1955)の次女にあたります。
原告は李氏とその息子3人。訴えられたのは、ソウル市西大門区延禧洞の住宅組合及び建設交通部(国交省に相当)などです。
李氏らは、自分たちに所有権がある10,179㎡の土地を被告がソウル市に提供して不当利得金15億ウォンを受け取ったと主張。遅延損害金と合わせて60億ウォン(5.9億円)の支払いを要求していました。
李氏らの主張によると、問題の土地は李氏の夫が所有していたとのこと。ところが1948年、偽造契約書によって所有権移転登記が行われたとしています。
被告が土地を取得したのは1995年。その後1999〜2000年にソウル市が公共用地として取得し、補償金を支払いました。
ソウル西部地方裁判所は6月11日、“ソウル市が取得した時点で土地が原告所有だったとは認められない”として原告敗訴の判決を下しました。
李氏は2012年にも同様の裁判を起こしています。前回は継父から受け継いだ京畿道河南市の土地が不当に政府へ引き継がれたと主張しましたが、やはり敗訴しました。



