英マンチェスターテロ報道見て爆弾作りを決意

6月13日、ソウル市西大門区の延世大学・第1工学館で爆発事件が発生。ソウル西大門警察署は同日、手作り爆弾を爆発させたと見られる機械工学科の大学院生(25 男)を逮捕しました。

現地報道によると同日朝8時40分頃、同大機械工学科K教授が自分の研究室の入り口に縦長の小さな紙箱があるのを発見。開けようとすると紙箱が小規模な爆発を起こしました。K教授は火傷で近くのセブランス病院に運ばれています。

捕まった大学院生は、K教授に危害を加える意図があったことを自供。ただし “傷害だけ負わせるつもりだった” と、殺意は否定しました。

また6月14日に警察が明らかにしたところでは、この大学院生は5月22日(現地時間)にイギリス・マンチェスターで発生した爆弾テロの報道を見て犯行を思いついたとのこと。5月末から自宅で爆弾の手作りを始め、6月10日に完成させたそうです。

大学院生が作った爆弾は、コーヒータンブラーに小さなネジ数十個と火薬を入れた構造。これを紙製の箱で梱包し、開けようとすると起爆装置が作動する仕組みです。ただし実際には想定通りの爆発は起こらず、火薬が燃焼しただけにとどまりました。

警察はさらに爆弾の構造を詳しく検証し、殺意の有無を調べる方針。いっぽうでアカハラが動機ではとの憶測もありますが、大学院生はそうした供述をしていないとのことです。